| 自宅ラボでCCIEのワークブックを実践するには? |
CCIEを目指すにあたって欠かせないのが,試験環境に合わせた実践問題である「ワークブック」の演習です。
ただ,機器の台数やポート数など,ワークブックの環境と,自宅ラボの環境が合わないケースがほとんどだと思います。
こうした場合,ワークブックを自宅ラボに合わせる必要が出てきます。
ここでは,「スイッチのポート数が足りない」というケースで,ワークブック演習をする際のラボ構築法を紹介します。
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| 作業は三つのステップ |
変更作業は,3ステップの流れになります。
Step1 ワークブックの構成を把握する
演習する際に欠かせないポートやリンクを見極めます
Step2 自宅ラボ用の構成を作る
1になるべく近い構成を自宅ラボで作ります
Step3 ワークブックと初期コンフィグに変更を反映する
変更した内容を演習で使うワークブックや初期コンフィグに反映させます
以下で,それぞれのステップの内容を具体的に見ていきましょう。
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| Step1 ワークブックの構成を把握する |
最初は,ワークブックの内容を読んで,どのリンクにどのVLANのトラフィックが流れるかを把握します。
まず,ワークブック(問題)と解答(ソリューションガイド)を読んで,「どのポートにどのVLANを設定しているのか」を調べます。
ワークブック(問題)
このとき,初期コンフィグの情報も見ておきます。
初期コンフィグ
調べた内容は,ワークブックに付いている物理構成図にメモしておきます。
ワークブックの物理構成図
メモする内容は,VLANに関する内容すべてです。具体的には,
・ポートVLANは数字を書き込む
・トランクリンクはケーブルの線を黒で塗る
・VLANインタフェースも書く
などと,ルールを決めておきます。
VLAN情報を記入する
この「VLANをメモした物理構成図」が出来上がれば,ステップ1は完了です。
ワークブックの演習で使うネットワーク構成図(Step3の最初の写真)を見て,各VLANの通信ができるかを確認します。
(同一VLANの通信や,ルーターからルーター,ルーターからVLANインタフェースなどへの通信ができるかを確認します。)
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| Step2 自宅ラボ用の構成を作る |
次に,Step1で作ったメモの内容を見て,これを「自宅ラボ用の構成図」に書き込みます。
このとき,自宅ラボ用の構成図(下写真)をあらかじめ作っておくと便利です。
ここに,ステップ1でメモしたVLAN情報を記入していきます。
ただ自宅ラボの場合は,スイッチのポート数が足りないので,いくつかのリンクをカットすることになりますが,このとき,どのVLANも通信できなくならないように気を付けます。
具体的には,
・トランクリンクは必ず一つは残す(なくなると各VLANの通信ができなくなってしまう)
・ルーティッド・ポートは残す(なくなるとルーティッド・ポートあて通信ができなくなってしまう)
という感じです。
自宅ラボ用のVLANメモ
あとは,ポートに割り当てるVLAN情報を書き込んでおきます。
具体的には,
・数字:ポートVLAN(アクセスポート)
・T:トランクポート
・R:ルーティッド・ポート
という感じです。
イーサチャネルなどの情報も記入しておくといいでしょう。
VLAN情報を記入する
記入し終えたら,ステップ2は終了です。
(ちなみに)
「ワークブックの演習で使うポート構成」と「自宅ラボのポート構成」の対応図を事前に作っておくと後々便利です。
イーサネット変換図
例えば,「SW3のFa0/5は,自宅ラボではFa0/8になる」という内容をメモしておくわけです。
赤字が自宅ラボのポート
シリアル・インタフェースも同様に変換図を作っておくといいでしょう。
シリアル変換図
フレームリレー網の中に赤字で書いてある数字が,自宅ラボのフレームリレー・スイッチのインタフェース番号です。
矢印は,クロックの供給元を示しています。
赤字が自宅ラボのポート
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| Step3 ワークブックと初期コンフィグに変更を反映する |
最後に,Step2で作った自宅ラボの構成図を見ながら,ワークブックの問題や初期コンフィグに変更を反映させます。
こうして,「自宅ラボ仕様のワークブック」を完成させます。
まず,ワークブックで用意されているネットワーク構成図に変更部分を反映させます。
実際の演習で使う構成図
変更部分を赤字で記入します。
変更部分を赤字で記入する
ワークブックの問題も変更します。
問題にも変更部分を記入
初期コンフィグの内容も忘れずに書き換えます。
初期コンフィグも書き換える
これで,ワークブックが「自宅ラボ仕様」になりました。
初期コンフィグをルーター/スイッチに投入し,赤字を入れたネットワーク構成図と問題文を見ながら演習をします。
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