複数のルーターを操作する(USBアダプタ編)
パソコンで複数のターミナル画面を操作する

ターミナル・サーバー不要のお手軽テクニック
複数のルーターを操作するときには,ターミナル・サーバーと呼ばれる機器(Cisco2511など)を使います
でも,ターミナル・サーバーは高価な上,ルーターと同じ筐体をしており大きさもかさばります。
そういうときは,コンソール・ケーブルを複数本使って,それぞれをルーターにつないでしまいましょう。
ターミナル・サーバーを使わずに,複数台のルーターを操作できます。
USB-シリアル変換ケーブルとUSBハブを用意する
方法はいたってカンタン。複数のコンソール・ケーブルを使ってルーターにつなぐだけです。
このとき,USB-シリアル変換ケーブルを使います。

USB-シリアル変換ケーブル(秋月電子で1400円で購入

 ←USBハブに3個の変換ケーブルを接続

パソコンにつなぐと,それぞれのケーブルがパソコンのCOMポートに割り当てられます。
どのケーブルがどのCOMポートに割り当てられたかは,デバイスマネージャの「ポート(COMとLPT)」を見るとわかります。



COMポート番号を変更したい場合は,上の画面から該当のCOMポートをダブルクリックして,「通信ポートのプロパティ」を表示します。
そして,「ポートの設定」タブ→「詳細」ボタン→と進んだところにある「COMポート番号」で,COMポート番号を選択すればOKです。




これで準備は整いました。
あとは,ターミナル・ソフトを起動するときに,操作したいCOMポートの番号を指定して起動すればOKです。


ターミナル・ソフトを設定する
ターミナル・ソフトによっては,起動時に指定できるCOMポート番号があらかじめ決められているものもあります。
例えばTeraTermでは,デフォルトではCOM1〜COM4の4個から選べるようになっています。
COM4以降のポートを使いたい場合は,このデフォルト値を変更してしまいましょう。

この場合,TeraTermの初期設定ファイルの一部を書き換えます。
書き換えるファイルは,TERATERM.INIです(「Program Files」の「TTERMPRO」フォルダにあります)。
書き換える部分は,MaxComPortの項目の数値です。
デフォルトでは「4」が入っているので,ここの数を大きな数値に変更します。


←「MaxComPort」の値を「4」から「12」に変更

上の例では,「12」に変更しました,
これで,TeraTermを起動するときに,COMポート1〜12を指定できるようになります。