面倒なログイン作業を省く
コマンド入力の作業効率をアップ

ログイン作業が頻繁になるとけっこう面倒
自宅ラボでルーターを操作していると,ルーターにログインする回数は頻繁になります。
「enable」と入力するだけかもしれませんが,何度も何度もとなるとかなり面倒です。
長時間ルーターの動作検証をしていると,「またこの画面かよ〜」と思う人も多いと思います。
そこで,ログイン作業を省いて,コマンド入力の作業効率をアップさせましょう。


「またこの画面かよ〜」
特権モードから作業できるようにする
ログイン直後のユーザー・モードで作業をすることはほとんどありません。
そこで,ルーターにログインした直後にユーザー・モードを飛ばして特権モードで作業できるようにしましょう。

使うのは,priviledge levelコマンドです。
コンソール接続時に設定するなら,

Router(config)#line console 0
Router(config-line)#
privilege level 15

と入力します。
いったんログアウトして,再びログインしてみましょう。

Press RETURN to get started.


(ここでリターン・キーを押す)
Router# ←特権モードになっている

ユーザー・モードをすっとばして特権モードになり,特権モードにログインする手間が省けました。
enableいらずというわけですね。

ちなみに,ユーザー・モードに入りたいときは,普通に「disable」と入力すればOKです。
privilegde levelコマンドは,複数のユーザーでルーターを使う場合などに,利用者のコマンド入力の権限を設定するコマンドです。
パラメータを15とすると,自動的に特権レベルの権限になるわけです。

自動ログアウトを無効にする
シスコ・ルーターの場合,10分間何も操作をしていないと自動的にログアウトしていまいます。
また,一度ログアウトしてしまうと,コマンドヒストリの呼び出しも無効になってしまい,これが精神的にダメージ大だったりします(笑)。
そういうときは,この自動ログアウト機能を無効にしてしまいましょう。

自動ログアウトを無効にするには,exec-timeoutコマンドを使います。
コンソール接続時に設定するなら,

Router(config)#line console 0
Router(config-line)#
exec-timeout 0 0

と入力します。
いったんログアウトすると,この機能が有効になります。

exec-timeoutコマンドは,自動ログアウトするまでの時間を設定するコマンドです。
二つの数字で,ログアウトするまでの時間を指定しています。
デフォルトは「exec-timeout 10 0」になっており,これは10分0秒という意味です(コマンドは表示されません)。
この部分を「0 0」とすると,ログアウトを無効にできるわけです。